障害者手帳

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手帳を取得することで各種サービスを受けることができるようになり、精神障害者の社会復帰・社会参加の促進を図ることを目的としています。

主にバスやタクシーなどの公共交通機関の割引(一部例外もあります)、映画館や美術館の割引、携帯料金の割引、等級に応じた住民税・住民税・自動車税の減免、鬱病発達障害など様々な精神障害者に応じたハローワークや地域の支援サポートを得られるようになります。

私が実際に体験したこととしてバスが半額になるのは大きかったです。バスを利用する機会が多かったので。ただし電車はうちの地域だと等級によって変わるので、3級での利用はできませんでした。残念。

映画館はたまに行くので、これもありがたかったです。一度兄弟と一緒に観に行ったのですが、私だけでなく兄の分も割引になりました。確認していませんが、おそらく同伴者一名などの制限はあると思いますし、映画館によっては障害者のみという場合もあります。大人1700円が1000円になりました。

携帯はソフトバンクIphoneを使用しているのですが、ウェブ料金の500円しか安くなりませんでした。ネットで調べていると基本料金4200円が半額になると聞いていたので、ショックでした。確認しましたが、ハートネット割引というものがきちんと適応されているので、店員さんのミスということもないでしょう。元気な時に詳しい説明を聞きに行こうと思います。

税金の免税ですが、このブログを書こうと思い初めて知ったのであまり詳しく書けず申し訳ありません。これは元気になったら、市役所に訪れて詳しい説明を聞いて追記させていただきます。

最後に就労に向けたサービスについてです。うちが田舎だからなのか、日本全体がそうなのか、あまり期待したほどの成果はありませんでした。まずはハローワーク。お近くのハロワならどこでもいいというわけではなく、各都道府県が定めたハロワに行くことになります。そこで障害専用窓口に赴き、障害者手帳を見せます。ただしハロワの職員も非正規が多く、発達障害を専門とした対応がきちっとなされていないのかとりあえず障害者はみんなこうという対応でした。ただハロワの職員が悪いのではなく、各障害に通じた方を雇える余裕がないのとやはり発達障害への理解・進展が遅れているのだと思います。担当になってくださった職員は私の話を親よりよっぽど聞いてくれています。次に発達障害支援センター。大人の支援センターは少ないことから進展が遅れているのは言うまでもないでしょう。そんな中かろうじて二軒見つけました。一つは発達障害のお困りごとを聞くセンター、もう一つは実際に訓練してみてどう働いていけばいいか調べるセンターといった感じで、私に許可を取りお互いが情報を共通しあっていました。お困りごとを聞くセンターではWAIS-Ⅲのような試験を受けさせられ、病院の結果とほぼ一致の答えになりました。お困りごとは定型の返答。冷静に返事を頂けるのはありがたいですが、私が求めていた発達障害の生き方に関してははぐらかされました。訓練のセンターは百均で売っているようなビニールコップの梱包やペンの組み立て、パソコンの数字を打ち込んだり、WORDやEXCELを実際に使用してみるなどでした。動作性IQが低いので、より速く正確にといった手作業系は苦手でした。逆にパソコン系の作業は大学でやってきたので比較的できたと思います。報連相を重視し、昼休憩なんかは会話を重要視されていましたが、みんなすごくぎこちなかったです。支援側も見守るといえば体はいいですが、無関心にもとれました。

ほとんど就労サービスについての愚痴のようなブログになってしまいました。ただ障害者手帳はメリットが非常に多く、デメリットは診断書にお金がかかる(6000円前後)ことと市役所を何度も行かないといけないぐらいです。みなさんもぜひ活用していただけたら幸いです。